こんばんは!
FAAJ、理学療法士の高階です。
昨日のブログでは、子どもの足の成長について書いていきました。
今日は足の裏から感知するセンサーについて書いていきたいと思います。
よく遊んでいても、顔から転んだりする子を見かけたりしませんか?
実は足の裏には「メカノレセプター」と言う地面からの情報を感知する受容器が備わっています。
では、このメカノレセプターって具体的にどういった働きがあるんでしょう?
このメカノレセプターは地面の傾きを察知し、脳に指令を送る働きをしてくれます。
例えば、地面が平らか、凸凹か、柔らかいかなど、地面の傾きを察知し、その情報を脳に送ることで身体がその傾きに対して反応します。
足の裏の情報が入るからこそ、地面の傾きに対して身体が反応できるわけです。
極端に歩く経験が少ない子どもは、メカノレセプターが未発達で、危険を瞬時に感知することができません。
その為、地面の傾きに対してとっさに反応できずに転んでしまうのです。
ご自身のお子さんが他の子よりもたくさん転ぶと思うことがあるなら、地面が優しい環境で思いっきり裸足で走ったり、歩いたりさせてあげて下さい。
そういった積み重ねが、メカノレセプターを発達させたり、アーチを形成させるきっかけとなります。
明日も子どもの足について書いていきたいと思います。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます。