こんにちは!
FAAJ、理学療法士の高階です。
今日は身体負荷の定量化について書いていきたいと思います。
書籍から参考になる内容を抜粋し、下記にまとめていきたいと思います。
・的確なトレーニングセッションに対する反応を理解するためには、そのセッションの運動量を定量化することが重要になる。
・「量と反応」関係を追跡することによって、そのトレーニング内容に対して、アスリートがどのくらい適応したかのか否かについて重要な情報を得ることができる。
・セッションRPEと呼ばれるトレーニング負荷を定量化する方法も開発されている。
・トレーニング負荷に加えて、セッションRPEスコアに影響を及ぼす要因はトレーニング負荷だけではない。例えば、これらの要因には、個人の特徴、換気量、環境条件、そして心理学的状態が含まれる。
・研究結果では、セッションRPEが定常強度の運動におけるトレーニング負荷測定方法として、効果的で妥当性、信頼性があることが示されている。
このように選手の状態を定量化することの重要性について書かれており、さらにセッションRPEも推奨されています。
セッションRPEとは、0(何ともない・安静レベル)〜10(非常に強い・ほとんど限界レベル)に分けられた主観的な疲労度を定量化する内容です。
自チーム活動でも、選手達にセッションRPEを書いてもらい、経過を追うようにしています。
セッションRPEの数値が高い選手には、トレーニング負荷だけでなく、他の要因も隠されていないか推察していき、選手をサポートしていきたいと思います。
またチーム活動での気付きや発見をこのブログを通して書いていきたいと思います。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます。