こんにちは!
FAAJ、理学療法士の高階です。
今日は、サッカーで捻挫が多いポジションについて書いていきたいと思います。
皆さんはどのポジションが一番捻挫の発生頻度が多いと思いますか?
まずは、この表をご覧下さい。
参考書籍
福林 徹、蒲田 和芳2014『足関節捻挫予防プログラムの科学的基礎』有限会社ナップ
この書籍からはDF(ディフェンダー)が一番発生頻度が多いと書かれています。
また、プロサッカー選手ポジション別ステッピング回数の結果の表をご覧ください。
参考書籍
山本 利春2004『測定と評価-現場に活かすコンディショニングの科学-』有限会社ブックハウスエイチデイ
違う書籍からは、ステッピング回数もDFが一番多い結果となっています。
この2つの結果をまとめると、捻挫の発生頻度が多いのもDFであり、ステッピング回数が多いのもDFでした。
この結果から、試合中に細かいステッピング動作を求められるDFは、地面に接地する回数が多い分、足首を捻るリスクが他のポジションよりも多いことが考えられます。
また、DFは相手に合わせながら身体をコントロールしないといけない為、予想しない動きに対応しようとする際に不適切な着き方をしてしまい、捻挫を起こしてしまう可能性が高くなることが考えられます。
さらに、DFはシュートブロックにいく頻度が多い為、外返しの捻挫も多いと考えられます。
選手達には、ステッピング回数が多くても、予想しない動きに対しても、試合後半の疲労が掛かっている時でも、捻挫を起こさない様な足首のコンディショニングドリルを実施していけるように導いていきたと思います。
またこのブログを通して、サッカーにまつわる内容を書いていきたいと思います。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます。