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こんにちは!

FAAJ、理学療法士の高階です。

前回のブログでは、捻挫が起きやすい時間帯が試合終盤であることについて書いていきました。

今日は、なぜ捻挫が試合終盤で起きやすいのかについて書いていきたいと思います。

書籍から

・スポーツ生理学の分野では、一般的に疲労は力発揮能力の低下と定義される。これは、神経筋機能の変化の結果であり、神経筋機能は通常、中枢神経系によって産生される電気刺激に対する反応で筋を収縮させる。

・中枢性疲労は運動によって誘発される全身性疲労にある程度関係している。持久性運動は、ランニング後は特に筋線維の最大随意筋力の割合が大きく低下することに関連している。

・Ide ら15) は、漸増負荷試験による動脈と頚静脈の酸素、グルコース、乳酸から脳の代謝率を測定 したところ、乳酸閾値以上になると、脳代謝率は低下を示したと報告した。

・持久走やかなり長い距離を走った後、大腿神経の刺激により膝屈曲能力が中程度(~10%)減少した。これらの変化はこのタイプの持久性活動によって引き起こされる筋損傷と関連しているようである。

参考書籍・文献

長谷川 博2015『エンデュランストレーニングの科学-持久力向上のための理論と実践-』有限会社ナップ

石井 秀明2009『末梢性疲労モデルから中枢性疲労モデルへの仮説の移行』

まとめると、サッカーで長い時間、たくさんの距離を走ることで脳は活発に活動させられています。

すると、脳は疲労(中枢性疲労)してしまい、筋に働きかける命令(遠心性入力)する時間が遅れてしまいます。

本来、最大に筋力発揮できる状況でも、脳が疲労しているとその働きが低下してしまいます。

その結果、サッカーでも一番疲労している試合終盤に筋力が上手く収縮(制御)できずに、捻挫が起きやすいということになるのです。

こう考えると、捻挫に限らずに他の怪我も疲労が起きている試合終盤に発生する可能が高いかもしれませんね。

今後もサッカーにまつわる内容をこのブログから発信していきたいと思います。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

 

 

 

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