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こんにちは!

理学療法士の高階です。

前回は、肉離れ(ハムストリングス)の受傷しやすい身体的特徴について書かせて頂きました。

今回は、どういったメカニズムが肉離れに至りやすいかについて書いていきたいと思います。

書籍から

・ハムストリングス肉離れを2つの受傷機転に分類すると、1つは最大速度での走動作であるスプリント動作における受傷、もう1つは過剰な股関節屈筋、膝関節伸展により生じる過伸張(ストレッチングタイプ)による受傷である。

・特に細い大腿二頭筋近位腱膜をもつ選手は、大腿二頭筋長頭肉離れのリスクが高い可能性がある。

・競技復帰までの期間はスプリント群で平均16週(6~50週)、ストレッチングタイプ群で平均50週(36~70週)とストレッチングタイプ群で有意に延長すると報告した。

・ハムストリングスの静的ストレッチングは競技復帰期間を短縮させ、アジリティトレーニングと体幹スタビライゼーショントレーニングを組み合わせたプログラムは再受傷率を低下させる可能性が示唆された。

参考書籍

福林 徹,金岡 垣治,蒲田 和芳2015『下肢のスポーツ疾患治療の科学的基礎:筋・腱・骨・骨膜』有限会社ナップ

上記のように、ハムストリングスの肉離れは過伸張により受傷しやすいと言われていますが、言い換えれば伸張に耐え得るハムストリングスを獲得する事で、肉離れの受傷率を下げる事が可能であると考えられます。

また、過伸張により肉離れに至ってしまうと復帰までに約50週間掛かってしまうのも選手にとっては辛いことです。

チーム活動では、実際に選手が肉離れに至る前の障害予防として、いくつか取り組むようにしています。

それらの内容もまたこのブログを通してご紹介していければと思います。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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