いつもblogを読んでいただきありがとうございます。
育成年代(ジュニア〜ユース)、プロチームで指導をさせていただいていて、改めて思うことがあります。
それは・・・
『走る』の専門的トレーニングは必要だ!ということです。絶対に必要か?と言われれば『絶対』ではありませんが、『走る』が効率よくなることに越したことはないと考えます。
面白い文献を皆さんに紹介したいと思います↓
大学サッカー選手51名の試合期のトレーニングで⑴サッカートレーニング群 ⑵スプリント技術トレーニング①ジャンプトレーニング群 ②2移動運動トレーニング群 という3つにわかれトレーニングを行った。
その結果
⑴サッカートレーニング群は30mスプリント、80mスプリントが有意に遅くなる。
⑵①スプリント技術トレーニング群は30mスプリント、方向転換走が有意に改善された。
②2移動運動トレーニング群は80mスプリント、方向転換走が有意に改善された。
まとめ
サッカー競技の一般的な筋力とスプリントを組み合わせた従来のトレーニングでは、スプリント能力を低下させる可能性があることが示された。
文献内には、実施内容などについてももっと詳細にのっています。ぜひご覧ください。
スプリント技術トレーニング群はなぜ速くなったんでしょうね?
私も多くの選手やチームを指導させていただき、サッカー選手の『スプリント動作時の非効率』な場面によく出会います。
クローズドスキルであるスプリント技術トレーニングはサッカー選手に必ず役立ちます。
なぜなら?
サッカーは全身でやるスポーツですし、『足』を自由に動かせることは重要です。FAAJが提供するスプリント技術トレーニングの指導プログラムはサッカー選手向けにアレンジしています。
昨日もこんな感じで『足の裏』と全身のつながりを感じてもらうところからスタートしていきました。
外で一緒にみているコーチの皆さんからは
「ホンマですね。お尻ひけてますね!」
「あっ、次は前に乗ってきましたね!」
そうですね。ひょっすると選手にはその変化がわかっていないかもしれません。なぜなら自分の『運動』は自分の目で見えないからです。だからこそ選手は一つ一つ集中する必要があるのです。
是非、FAAJのトレーニングを受けてみてください。多くの気づきがあるはずです。