Jones骨折~パート3~

こんにちは!

FAAJ、理学療法士の高階です。

今日も前回に引き続き「Jones骨折」について書いていきたいと思います。

前回のブログで、回外足(踵が外側に倒れている足)はJones骨折の解剖学的危険因子であるとお伝えしました。

では、回外足とは一体どういった足なのでしょうか?

実際、私が撮らせてもらった高校サッカー選手の写真からご紹介していきたいと思います。

まず正常の踵からご覧ください。

正常

【正常の踵】

回外足

【回外足(踵が外側に倒れている足)】

今回、Leg-heei-alignment(下腿と踵骨の縦軸の成す角度)から測定しました。

5°以上を回外足、13°以上を回内足とする(書籍や文献によって角度は異なります)。

参考書籍

山本利春2004『測定と評価-現場に活かすコンディショニングの科学-』有限会社ブックハウス・エイチディ

この2選手の足を見た時、皆さんはどちらの方が小指側にストレスが掛かると思いますか?

後者ですよね。

このように回外足の状態を放置した状態でプレーを続けていると、自分が制御しきれないストレスが掛かった際に捻挫やJones骨折を起こしてしまいます。

皆さんも一度、サッカーをしている友達やお子さんの足の写真を後ろから撮ってみて下さい。

何度も捻挫を繰り返している選手は、踵が外側に倒れている傾向が強いと思います。

そこで皆さんが気になるのは、じゃあこの回外足はどうすればいいの?と思うはずです。

その改善エクササイズやストレッチ等は明日以降のブログで書いていきたいと思います。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

捻挫後の歩き方が負の影響!?

こんにちは!

FAAJ、理学療法士の高階です。

昨日のブログでは、捻挫後の腫れや浮腫がもたらす後遺症について書いていきました。

今日は、捻挫後の異常歩行が負の影響を与える内容について書いていきたいと思います。

捻挫後の歩き方の特徴として、痛みを避けるために小指側に体重を乗せながら歩くことが多いと言われています。

小指側に体重が乗ることで、自然とつま先は外側に向きやすくなります。

つま先が外側に向くことで、連鎖として膝・股関節も外側へ流れやすくなり(下腿外旋・股関節外旋)、常に外側の筋や靭帯で体重を制動(ブレーキ)しないといけなくなります。

すると、外側へ流れやすい体重は身体のどこで制動(ブレーキ)しているんでしょうか?

大腿部の外側機構と言われるこの筋群です。

IMG_1456

この筋群が常にブレーキ操作として働き続けると、柔軟であった筋が段々硬くなり機能が低下してきやすくなります。

結果的に股関節の屈曲・伸展・回旋(曲がる・伸びる・回す)方向に可動性が少なくなってきます。

まとめると、足関節が小指側に体重を乗せ続けていると、膝や股関節の可動性にも負の影響を与えてしまうという事です。

捻挫後に痛みを避けながら歩くことは自然な現象かもしれませんが、痛みがなくなった時にその歩き方の癖が残らないようにしたいですよね。

過剰なガニ股で歩いている選手は、もしかすると膝や股関節の外側は過剰な緊張を生んでいるかもしれません。

私自身も選手の歩き方をもう一度しっかり観察していきたいと思います。

次回も足にまつわる内容について書いていきたいと思います。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます。

捻挫後の腫れや浮腫がもたらす後遺症

こんにちは!

FAAJ、理学療法士の高階です。

前回のブログでは、足関節から来る運動連鎖について書かせて頂きました。

今日は足首の捻挫がもたらす後遺症について書いていきたいと思います。

スポーツの現場でも足首の捻挫は発症頻度の高いケガとなっています。

しかし、「まぁこれぐらいなら大丈夫か」と捻挫を軽く捉えている選手が多いのが現状です。

足首の捻挫は、内側よりも外側を損傷することが多く、90%を占めるとも言われています。

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捻挫を起こした後、腫れが外側だけでなく内側のエリアにも起きているのを見たことがありませんか?

アイシングに加え「圧迫」を外側のみ(患部)に行うと、組織間液は内側へ移動し、結果的に内側にも腫れや浮腫が起きてしまうことがあります。

患部とは関係のない内側に腫れや浮腫が起きると、それらが原因で筋や組織の癒着を起こしてしまう可能性があります。

その為、RICE処置行う際(特に圧迫)外側のみのだけでなく、内側の圧迫も行うことで内側の腫れや浮腫を防ぐことにも繋がってきます。

特に足部は内側の方が軟部組織が多い為、それらの働きが阻害されると足関節の動き自体も悪くなってしまいます。

たかが捻挫と思わずに、軽度であっても適切な処置を心掛けましょう。

明日は捻挫の後遺症がもたらす運動連鎖について書いていきたいと思います。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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