こんにちは!
FAAJ、理学療法士の高階です。
今日も前回に引き続き「Jones骨折」について書いていきたいと思います。
前回のブログで、回外足(踵が外側に倒れている足)はJones骨折の解剖学的危険因子であるとお伝えしました。
では、回外足とは一体どういった足なのでしょうか?
実際、私が撮らせてもらった高校サッカー選手の写真からご紹介していきたいと思います。
まず正常の踵からご覧ください。
【正常の踵】
【回外足(踵が外側に倒れている足)】
今回、Leg-heei-alignment(下腿と踵骨の縦軸の成す角度)から測定しました。
5°以上を回外足、13°以上を回内足とする(書籍や文献によって角度は異なります)。
参考書籍
山本利春2004『測定と評価-現場に活かすコンディショニングの科学-』有限会社ブックハウス・エイチディ
この2選手の足を見た時、皆さんはどちらの方が小指側にストレスが掛かると思いますか?
後者ですよね。
このように回外足の状態を放置した状態でプレーを続けていると、自分が制御しきれないストレスが掛かった際に捻挫やJones骨折を起こしてしまいます。
皆さんも一度、サッカーをしている友達やお子さんの足の写真を後ろから撮ってみて下さい。
何度も捻挫を繰り返している選手は、踵が外側に倒れている傾向が強いと思います。
そこで皆さんが気になるのは、じゃあこの回外足はどうすればいいの?と思うはずです。
その改善エクササイズやストレッチ等は明日以降のブログで書いていきたいと思います。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。