サッカー選手と肉離れ

こんにちは!

FAAJ、理学療法士の高階です。

サッカー選手においても肉離れは発生します。

いろんな情報をわかりやすく投稿して下さっていて、私自身もよく参考にさせて頂いているリンクです。

http://sports-doctor93.com/pulled-muscle-mechanism/

↑お時間ある際に皆さんも一度読んでみて下さい。

さて、今回はサッカー選手がフィジカルトレーニング中にハムストリングスを損傷し、練習再開まで関わらせて頂いたので内容をまとめてみました。

受傷機転:スプリントトレーニング中に左もも裏に違和感を訴える。

受傷2日後にアプローチを開始する。

収縮時痛(自動のみ)・伸張時痛(自動・他動共にあり)・圧痛あり、静止時の疼痛なし。

日常生活レベルでは問題なし。

走動作(接地~)になると痛みあり。

病院受診を受けたが、軽度の肉離れと診断されリハ処方はなし。

早期の練習再開を希望して、再発予防を含むコンディショニングを担当する。

練習の疲労がある中で、高強度のスプリントトレーニングの際に受傷しており、接地期に違和感を覚えていることからハムストリングスに遠心性収縮の負荷が掛かった際に負荷の抵抗力に耐えれず受傷したものと思われる。
日常生活には支障が出てはいないが、練習再開には少なからず日数がかかることの説明を行う。

触診にて圧痛部位が大腿二頭筋近位部であり、SLR、MMTでも痛み・違和感の出現する部位と一致したためアプローチを開始する。

浅筋膜ヘのアプローチとして、手指でのリリースとともにスキンストレッチというツールを使用。スキンストレッチについては後日紹介します。

『治療過程は、損傷部位への血液・栄養素・繊維芽細胞の増殖性浸潤を高めることによって引き起こされ、その結果コラーゲンが沈着し最終的な成熟に帰着する。KraushaarとNirschl(1999)によると、腱は内的な治療能力を有しており、もし線維芽細胞によって引き起こされる過程が細胞基質の最終的な安定性に貢献して新旧のコラーゲンを統合する場合、治癒が起こりうる。』参考書籍:膜・筋膜 最新知見と治療アプローチp400参照

↑上記のような効果を狙い浅筋膜へアプローチ

スキンストレッチ

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股関節の屈曲を制限している大殿筋とハムストリングスの筋間リリースをISRにて実施する。

大殿筋リリース

股関節―骨盤マルアライメントを改善する目的でリアラインコアを装着して、軽度の基本運動を実施する(痛みなし)。

リアラインコア

アプローチの効果を持続させる為、障害部位に対しキネシオテーピングで筋膜促通テープ、大腿二頭筋抑制テープを貼る。
テーピング参考書籍:臨床キネシオテーピングP292参照 ←色々とわかりやすい

キネシオ

一回目のアプローチを終了する。

その3日後、7日後、9日後、13日後にアプローチを行う。

圧痛がなくなり始めた第3回目からのアプローチでは、大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋・大内転筋に対してアプローチを実施する。

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練習再開の目安として、膝関節最大屈曲位での10秒間の抵抗に対して痛みや違和感が発生しないことを目標にした。

本日、13日目に目標をクリアした。

その他にも、CMJやCMJAと言ったジャンプ動作、フォワードランジ、リバースランジなどのエキセントリック局面でも問題を生じなかった。スプリントトレーニングに対しては、段階を追って全力疾走に戻す様にアドバイスする。

今回、肉離れを受傷してから練習再開まで関わる中で左足底腱膜炎の既往歴があることや、触診していく中で下腿三頭筋外側頭や短・長腓骨筋にも筋緊張が高いような感じもした為、再発予防の為にセルフケアなどの指導も行いました。

徒手的に行ったアプローチがなかなか目標に至らなかった問題点としては、私自身の触診やISRのレベルが上がれば、復帰までの道のりももう少し早くに到達していたのではないかと思います。

その反面良かった点は、最終日のアプローチ前に起きていた抵抗に対する違和感が消失したことは、一つのヒントになったような気がします。

このような一つ一つの経験を積み、更なるレベルアップを図っていきたいと思います。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

回内足の方に対するリリース方法

こんにちは!

FAAJ、理学療法士の高階です。

昨日のブログでは、スパイクの特性について書いていきました。

今日からのブログでは、足のリリース・エクササイズについて書いていきたいと思います。

以前のブログで、回外足(踵が小指側に倒れている)方に対する改善エクササイズについてご紹介させて頂きました。

今日は、回内足(踵が親指側に倒れている)の方に対する改善エクササイズについて書いていきたいと思います。

回内足を画像で見るとこんな感じです。

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このように踵が親指側に倒れている方は、外側の筋や皮膚が緊張してしまうことが多く認められます。

そのように外側の緊張を皮膚レベルから解放させていくリリース方法をご紹介させて頂きます。

まずは動画をご覧下さい。

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このように外側の皮膚をつまみながら、踵を小指側に倒していきます。

緊張が強かったり、癒着している皮膚に対してリリースを行うことで、滑走性を高めていきます。

自分が踵が親指側に倒れていると思う方は是非実施してみて下さい。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

捻挫後のセルフリリース

こんにちは!

FAAJ、理学療法士の高階です。

前回のブログでは、捻挫後に滑走不全(筋や組織の滑りか悪くなること)の好発部位にたいするリリース方法をご紹介させて頂きました。

今日は滑走不全の好発部位でもあるアキレス腱周囲のリリース方法について書いていきたいと思います。

アキレス腱周囲の滑走が悪くなると、足首の可動性に大きな影響を及ぼす為、痛みや腫れが治まった段階でリリースを行い可動性を獲得する必要があります。

そのリリース方法がこちらです。

足首を持って行きたい方向に誘導しながら、ある程度アキレス腱を伸張させた状態で行います。

イメージとしては、アキレス腱とその上に存在する皮膚を別々に剥がしていくイメージです。

サッカーにおいても、走る、跳ぶ、着地、全ての動作に足首の可動性は必要となります。

捻挫後、「たかが捻挫…」と思わず早期に適切な治療を実施してあげて下さい。

明日も足首周囲の内容について書いていきたいと思います。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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