おはようございます!
FAAJ の高階(たかしな)です。
リオオリンピックが終わり少し寂しさも残る中、すでに東京オリンピックに目を向け、出発している選手もたくさんいるでしょう。
出発し始めているのは選手だけじゃなく、選手をサポートする側の人たちもすでに出発し始めているのではないでしょうか。
私もうかうかしていられないです・・・
さて、今日は多くのスポーツの中でよく目にする「構え」について触れていきたいと思います。
その中でも、膝下(下腿)の位置関係について書いていこうと思います。
サッカー中、ジャンプの着地時やカッティング時などに膝が内側に入り、「グキッ」と言う嫌なシーンを見たことはありませんか?
イメージが湧きにくい方、参考にどうぞ。35~40秒間に注目です。
ただ、怪我が起きる衝撃的なシーンなので、気分を悪くされる方にはお勧めはしません。
本来、着地時の理想的な関節の位置関係は、股関節・膝・足首が一直線に並んだポジションです。
参考URL
http://matome.naver.jp/odai/2142504653391129201
静的・動的なアライメントが
○下腿が外旋位であることによって引き起こされる種々の膝関節疾患や機能異常
それを下腿外旋症候群と言います。
*上記、表現は日本健康予防医学会CSPT2015の膝関節の回で学んだ資料より一部引用しています
どれだけ頑張って股関節と膝を良い位置にもっていこうと思っても、過去に構築されたクセの強い硬さが邪魔して、股関節と膝の分離した動きが起きて来ないのです。
私たちのチームは、その頑固な膝周りの拘縮に対してISR(組織間リリース)を用いて可動性を拡大させています。
ISRとは
次回は、その下腿外旋に対して、ISRを用いて改善した例について書いていこうと思います。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。