こんばんは!
FAAJ、理学療法士の高階です。
今日のブログは、足にトラブルを抱えたことのある高校生の足について書いていきたいと思います。
以前、チーム活動中に「今まで捻挫や足を怪我したことがある選手少しだけ協力して〜」と言い、その選手達の足首周りの写真を撮らせてもらいました。
皆さんに質問です。
過去に足にトラブルを抱えた事のある選手の足って一体どういった足なんでしょうか?
歪んでいる?
それとも何も怪我した事のない足とそう変わらない?
さぁ、実際見ていきましょう。
外反母趾に加えて内反小趾(小指が内側に捻れている)の選手がたくさんいました。
まだ載せていないだけで、他にも変形している選手も何人かいました。
サッカーでは、急なストッピング動作や方向転換、また再スタートやジャンプ動作などで足の指は地面を捉える為に必ず働かなければいけません。
しかし、変形をした指ではしっかりと地面を捉えることができるでしょうか?
もっと言えば、変形が起きていると言う事はどこかに応力が集中しているはずです。
それを放っておくと違和感や痛みに変わり、そうなると本来働くべき方向に力が加わらず、働かなくてもいい部位が無駄なストレスを受けてしまう可能性があります。
私が選手の足と靴を観察させて頂いた際に、もう一つ気になる事がありました。
靴のサイズ選びです。
まず理想的なサイズ選びをできている選手から見ていきましょう。
中敷の先端から指先まで指一本分の隙間が空いています。
練習や試合中、たくさん指を動かすにはそれなりのスペースが必要となります。
次にサイズが不適切な選手を見ていきましょう。
一人は横が、もう一人は縦に余裕がなく、足とスパイクがあっていない選手です。
私も一度キツキツのスパイクで試合をしたことがありますが、指先が常に曲がった状態で後半になるに連れて指先が痛くて止まる動作が恐かったのを覚えています。
足を靴に合わせるのか?
靴に足を合わせるのか?
「この選手がこのスパイク履いているからオレも履こう」
気持ちはわかります…
見た目はカッコイイですが靴の中では足が泣いていますよ。
まずは自分の足にしっかり合ったスパイクを選んであげて下さい。
今後も足にまつわる情報を皆さんに発信できたらと思います。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございます。